「トリノライン」 感想

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※核心に触れるようなネタバレはしてませんが、少しでもネタバレが気になるような人は閲覧注意です。


今回プレイしたのはminoriのトリノライン(公式サイトはこちら

minoriファンとして発売を首をなが~~~くして待っていました。
こんなに楽しみにしてたのは初めてっていうレベルでしたね。体験版も我慢できずにやっちゃったし…

ジャンルとしてはシナリオゲーになりますね。基本ずっとシリアスです。
いつものminoriらしく重い話ですが、いつも以上にずっしりとした重さを感じるお話だった気がします。
あと、エロのほうもやっぱり濃厚でしたね。




発売日 : 2017年3月31日
原画 : 柚子奈ひよ、きのこのみ
シナリオ : 鋏鷺、花見田ひかる、御厨みくり、8
攻略ヒロイン : 3人
総プレイ時間 : 約27時間
税抜価格 : 7,800円(シンプル版)、9,800円(豪華版)





ストーリー (公式HPより)

あなたが ― 私が、


妹が死んだ。
真夏の暑い日、溺死だった。

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それは、忘れることの出来ない記憶となって、心に引っ掛かり続けていたけれど。
彼女が生きられなかったぶんも、自分が生きると決めた。
全てを懐かしい思い出として抱き、過去を受け入れ、前に進もうと。

その思いは、確かなものだった。


苦しい幼少期から時が過ぎ、毎日変わらず学校に通う日々。
また暑い夏がやってきて、少し“ 彼女” を思い出した頃。

遠くから聞こえてきたのは、妹が好きだった曲の、ピアノの音。
辿るように歩みを進めた先に、妹がいた。

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「これから、よろしくお願いします」

「お兄ちゃん」


妹は死んだ。

その確かな記憶と共に目の前に現れたのは、妹にそっくりなアンドロイド、
“ トリノ ” だった ― 。



世界を変える時が来た。

トリノが完成した。
もう一度、あの日々を始められる。

人工知能を持つ人型ロボット ― アンドロイドの技術が飛躍的に伸び、
少しずつ社会に浸透している現代。

その知能の研究で大きな功績を収めていた “ 紬木 沙羅 ” は、
新型アンドロイド、“ トリノ ” を完成させる。

見た目や動きは、人と全く見分けがつかない。
声もぬくもりも、人間そのもののようだ。

それから、このアンドロイドのもう一つ特別な点は ―


 “ 七波 舜 “ の亡き妹、 “ 七波 白音 “ の記憶を持っているということ。

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「おはよう、トリノ」

「あなたが ― 私が、世界を変える時が来た」






キャラランク


第3位 紬木 沙羅(つむぎ さら) (CV:くすはらゆい)

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それでは今からおっぱいを吸引させていただきますね?



キャラ紹介
幼い頃から天才的な頭脳を持つ舜の幼なじみで、アンドロイド開発に携わる科学者。
実験好きで冷酷な人間と思われがちだが、根は優しい。
舜とは同い年だが、精神年齢は高く、小悪魔的に弄ぶことも。

"トリノ"が、私が、世界を変える時が来た


感想
序盤の研究者としての冷たいイメージが抜けなくて最後までなかなか好きとまではいきませんでした。
でも、完璧に見える沙羅が見せた弱さとか人間らしい一面とかはすごくよかったですね。告白シーンはけっこううるっとしてしまいました。
沙羅ルートは話のスケールがでかかったり、陰謀渦巻く感じがあったりと、ここ最近のminori作品とはけっこう毛色が違うような印象を受けました。良く言えば新鮮、悪く言えばらしくない、ですね。
僕は中盤くらいまではすごく楽しめて、特に序盤の研究所でのテストのシーンは胸が締め付けられたけどすごく引き込まれました。だけど、終盤の展開はうまく言えないけど少~し失速したように感じました。拍子抜けしてしまったんですかね?それでも、締め方は綺麗だったし、他ルートと同じくテーマは一貫していたので、すっきりした気持ちで終えることができました。
「人間は死ぬから生きようとする。幸せを求めて輝くことができる。終わりがあるからまた始まりもある。」
これが沙羅ルートで一番伝えたかったテーマなのだと感じました。





第2位 七波 シロネ(ななみ しろね) (CV:要しおり)

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僕「んっ、んっ、んっ、ぷはー!!(≧Д≦)シロネちゃんのおしっこ…美味!!」


キャラ紹介
数年前に死んだ舜の妹・白音に似せて沙羅が作った新型アンドロイド("トリノ")。
見た目は人と変わらないが、中身は学習途中なため、空気が読めない一面も。
明るく何事も一生懸命な性格で、家事も率先してこなす。
「お兄ちゃんを幸せにすること」を最上位の命令としてプログラムされている。

人間とアンドロイドは、恋に落ちては、いけなかったんです……


感想
体験版をプレイした時からずっと幸せにしてあげたいと思っていました、シロネちゃん。
朝起こしてくれるシロネちゃん、ご飯を作ってくれるシロネちゃん、ちょっとおちゃらけてみるシロネちゃん、全て良き…!とか最初は呑気に考えてましたが、このルートもとにかく重かった…
お話の展開が少し性急かも?と思うところがあったりはしましたが、僕的にシロネルートはラストとエピローグがとにかく最高でした。
夕梨ルートでもたくさん泣きましたが、それ以上にどばどばどばーー!!と、涙が止まりませんでした。
こんなに余韻が抜けないお話もなかなかないなと、プレイ後は放心してましたね。
「限りある時間を生きる人間と永遠とも思える時間を生きるアンドロイド、そんな両者の幸福とは?」
この問いに対して導き出された答えは賛否両論あるだろうなと思いましたが、僕はこれでよかった、こういう答えも悪くないんじゃないかなと思えました。





第1位 宮風 夕梨(みやかぜ ゆうり) (CV:八ッ橋しなもん)

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君のお胸と太ももと僕でサンドイッチ作ろ?


キャラ紹介
舜の幼なじみで、コンドミニアムを経営している家の一人娘。
不良っぽくありたいと願うものの、頼まれると断れない性格で、風紀委員を務めている。
あまり表には出さないが不治の病を患っており、人生を半ば諦めている。
いつも明るく元気な笑顔を欠かさない。「にひっ」という笑い方が特徴的。

あたしに、未来なんて……無いから……


感想
プレイする前はアンドロイドがまったく絡んでこないだろうし、と思ってそんなに期待してませんでしたが、なるほどそう来たかという感じでいい具合にお話に絡めていましたね。すごく面白かったです。
夕梨ルートのお話は、不治の病を患っているという設定からわかるようにかなり重かった…
僕はすぐ感情移入しちゃうので何回もずびずび泣きながらプレイしておりました。終盤はドバドバでしたね。
「人と人は簡単にはわかり合えないからぶつかって、一生懸命話して、理解し合おうとする」、「勇気を出して人を信頼して、そうして人は支え合って生きていく」、そういったテーマが込められたルートなのかなと思いました。
ご都合主義でさくっと解決って感じでないのがよかったと思います。
重い話メインですけど、夕梨ちゃんは明るくまっすぐでいつでも舜のことを気遣ってくれるし、口癖で「にひっ」とか「にひひっ」とか笑うのもめちゃくちゃかわいいしでいつの間にかめちゃくちゃ好きになってしまいました。
僕「3人の中で付き合うなら夕梨ちゃんかな…」(上から目線)(早口)(カミカミ)(オタクボイス)(アディダスの財布)





攻略について

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沙羅ルートはロックがかかっており、夕梨とシロネの2人を攻略後に攻略できるようになります。

攻略順は絶対こうしたほうがいいっていうレベルではないですけど、

夕梨→シロネ→沙羅

っていう順番だとキャラの心情とかわかりやすいかなあ…と個人的には思います。
夕梨ルートの夕梨を知っているからこそ、シロネルートに出てくる夕梨の言葉にうるっときてしまうみたいなところがありましたので。それがこの順番がいいと思った一番の理由ですね。





総評

最高!ありがとうminori!

細かい粗とか気になった設定とか多少はあるにしても、1番に出てくるのは「本当に面白かった!」という感想。
こんなにも心を動かされて、考えさせられたゲームは久しぶりな気がします。

トリノラインのテーマは一貫していて、僕はそれが「人間賛歌」なのだと思いました。
人間に限りなく近いアンドロイドを通して、改めて人間の素晴らしさを見出す、そんな作品です。

心からおすすめできるな、と思える作品ですので是非プレイしてもらえたら嬉しいです。
少しでも興味を持った方は↓に体験版のプレイ動画もあるので見てみてくださいね。





それでは、最後まで読んでくれて本当にありがとうございました~!







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テーマ : 美少女ゲーム
ジャンル : ゲーム

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